株式会社トライステージの2010年2月期業績(2009年3月1日~2010年2月28日)は、売上高34,253,370千円(前年同期比35.8%増)、営業利益3,618,600千円(前年同期比77.6%増)、経常利益3,622,279千円(前年同期比80.1%増)、当期純利益2,110,087千円(前年同期比83.3%増)となりました。詳細は下記をご覧ください。
当事業年度におけるわが国経済は、海外経済の改善や政府の緊急経済対策の効果などを背景に、一部景気の持ち直し基調が現れたものの、なお自立性は弱く、また雇用情勢の悪化懸念や海外景気の下振れ懸念など景気を下押しするリスクが払拭できず、依然として厳しい状況にありました。
一方、当社の顧客の属するダイレクトマーケティング市場は、テレビ、インターネット、モバイル等を効率的に活用し、生活スタイルの変化、嗜好の多様化、低価格志向の高まりといった消費者のニーズに迅速かつ的確に対応することにより、引き続き堅調な成長を続けました。
このような市場環境の下、当社においては、前事業年度に引き続き、ダイレクトレスポンス手法により商品あるいはサービスの販売を試みるダイレクトマーケティング実施企業に対して、商品開発、表現企画、媒体選定、受注、顧客管理といったバリューチェーンの各局面で、最適なソリューションの提供に努めてまいりました。
この結果、当事業年度の経営成績は、以下のとおりとなりました。
- (売上高)
- 当社の既存顧客企業、新規顧客企業のテレビ通販事業は総体的に堅調に推移し「メディア枠提供」におけるテレビ番組放送枠やテレビCM 放送枠の取扱、「表現物制作」におけるテレビ番組制作やテレビCM 制作、「受注管理」におけるコールセンターオペレーションの取扱が、前事業年度に引き続き増加しました。加えて、新規顧客企業に対する成長支援を積極的に行い、新規顧客企業との取引が増加しました。この結果、当事業年度の売上高は34,253,370千円(前年同期比35.8%増)となりました。
- (売上総利益)
- 当社の顧客企業のテレビ通販事業の拡大に伴って、当社のメディア取引額も増加した結果、当事業年度の売上総利益は4,857,033千円(前年同期比59.4%増)となりました。主な売上原価の内容は、媒体費25,665,895千円(前年同期比33.6%増)、外注費3,363,743千円(前年同期比36.0%増)であります。
- (販売費及び一般管理費)
- 当事業年度の販売費及び一般管理費は1,238,432千円(前年同期比22.6%増)となりました。主な内容は、人件費584,271千円(前年同期比27.9%増)、地代家賃88,417千円(前年同期比21.0%増)、業務委託費71,744千円(前年同期比9.4%増)であります。
- (営業利益)
- 上記の結果、当事業年度の営業利益は3,618,600千円(前年同期比77.6%増)となりました。
- (営業外収益、営業外費用)
- 当事業年度の営業外収益は3,763千円(前年同期比3.0%減)、営業外費用は84千円(前年同期比99.7%減)となりました。営業外収益の主な内容は、受取利息3,023千円等であります。
- (経常利益)
- 上記の結果、当事業年度の経常利益は3,622,279千円(前年同期比80.1%増)となりました。
- (特別利益、特別損失)
- 当事業年度の特別損失は3,989千円となりました。主な内容は事務所増床に伴う固定資産除却損3,989千円であります。特別利益はありません。
- (当期純利益)
- 税引前当期純利益3,618,290千円から法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額の合計1,508,203千円を差引後、当事業年度の当期純利益は2,110,087千円(前年同期比83.3%増)となりました。
① 資産、負債、純資産の状況
当事業年度における総資産は、前事業年度末と比較して3,158,904千円増加し、9,616,483 千円となりました。その主な内容は下記のとおりであります。
- (流動資産)
- 流動資産については、前事業年度末と比較して月次売上が増加したことにより売掛金残高が1,111,851千円増加し3,936,128千円となり、また現金及び預金が2,449,272千円増加し5,340,590千円となったこと等により、前事業年度末と比較して3,577,058千円増加し、9,352,986千円となりました。
- (固定資産)
- 有形固定資産については、前事業年度末と比較して47,873千円増加し103,950千円となりました。無形固定資産については、27,081千円増加し30,592千円となりました。投資その他の資産については、差入保証金の減少等により、493,108千円減少し128,954千円となりました。結果として、固定資産は、前年事業年度末と比較して418,154千円減少し、263,497 千円となりました。
- (流動負債)
- 流動負債については、月次の仕入額の増加により買掛金が461,703千円増加し2,561,155 千円となり、法人税等の計上により未払法人税等が446,034千円増加し1,117,931千円となりました。結果として、前事業年度末と比較して1,035,597千円増加し4,115,359千円となりました。
- (固定負債)
- 固定負債については、前事業年度末と比較して6,569千円増加し18,946千円となりました。
- (純資産)
- 純資産については、当期純利益の計上により繰越利益剰余金が2,110,087千円増加したことにより、前事業年度末に比較して2,116,737千円増加し5,482,178千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、資金という)は前事業年度から399,272千円増加し3,290,590 千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は、次のとおりであります。
- (営業活動によるキャッシュ・フロー)
- 当事業年度において、営業活動によって得られた資金は2,499,504千円となりました。これは主に税引前当期純利益3,618,290千円を計上したことに加え、営業保証金の返還による収入が500,000千円発生したこと、業容の拡大により仕入債務が461,703千円増加したこと等の一方で、売上債権が1,111,851千円増加し、法人税等の支払いが1,131,214千円発生したこと等によるものであります。
- (投資活動によるキャッシュ・フロー)
- 当事業年度において、投資活動に使用した資金は2,106,881千円となりました。これは定期預金の預入による支出等によるものであります。
- (財務活動によるキャッシュ・フロー)
- 当事業年度において、財務活動によって得られた資金は6,649千円となりました。ストック・オプションの行使に伴う株式の発行によるものであります。

